孔仁門クラブについて
この湘南の地に多くの人々と武道を楽しむ事を目的として、平成7年に市民サークルとして孔仁門クラブを設立しました。この藤沢は湘南海岸があり、海水浴やサーフィンで楽しむ若者が多く、日本のサーフィンの発祥の地で有名な地域です。また、吉田茂(元首相)が幼少期に学んだ耕余塾、鎌倉など歴史に名を残す人物のゆかりの地も多く、これからの時代を生きる若者が目標をもって大学や松下幸之助(パナソニック創業者)が設立した松下政経塾で学ぶなど、志の高い人々も多く住んでいます。私たちがいつも思っている事は、空手道を心の底から楽しむためには、情熱を持って生きることこそ大切です。
本クラブは単に空手道を指導するだけでなく、勇気と優しさを持ち豊かな心を持つ若者を育てたい。そのためには、空手道には理念とロマンが必要だと思っています。空手道を通じて、自分の人生をどうしたいか。何を実現したいのか。もちろん、空手道の稽古は強くなることが目的ですが、それだけでは稽古の意味はありません。私たちが本当に望む稽古の目的は四角いリングの中に存在する優勝という勝利ではなく、道場から離れた自分自身の公私の生活の中に存在する願いの実現にこそ、私達が稽古によって勝利を目指すべき空手道場があるはずです。空手道によって稽古生の可能性を最大限に発揮させる環境作りに役立ち、世界中の人々の人生を輝かせる事こそ私たちが本当に求める空手道のあり方です。
孔仁門クラブ稽古日時・場所
練習日時:毎週土曜日 9:00〜10:55
稽古場所:藤沢市明治公民館(辻堂駅徒歩3分)
(お知らせ)
【歴史小説】武道空手の復興に夢を駆けた熱い男たちの物語
※掲載場所:稽古予定・武技・武学の中の「2.空手道の歴史について(講義11)」